オレがなぜPICをやり出したかというと学生のときに半田付けの電子工作を少しやってたからです。
で、なんで電子工作をやり出したかというと小学校4年生の夏休みに伊藤君の家に遊びに行ったときに窓のカーテンのよこにイヤホンがぶら下がってたのさ。
「これなに?」って聞いたら「耳に当ててごらん」っていわれたのでそうしたらなんとラジオが聞こえるのだよ。電池もナニもないそうで「すっげーーー」って思ったのだ。
これが電気工作との出会い。で「いつかオレもこれを作ってやるぜー」と意気込んで小学校6年生のときに本を見ながら完成させたのだよ。
それから電気がおもしろくなったのだ。しかしその頃雑誌の製作記事を見ながら作ったけど結構失敗したよ。動かないんだよまったく。そのうちに飽きてきたね。
大人になってからは違う趣味に取り付かれてね。それを20年以上やってたよ。でもこの趣味が金食い虫。年間20万円ぐらい使うんだよ。場合によっては100万円だ。
この趣味から足を洗って「さて今度はお金の掛からない趣味にしよう」って思ってね。はじめたのがこのPICだよ。でもはじめは学生の頃の電気工作をやるつもりだったけど「いまどきの流れとして電気工作ではなく電子工作、しかもマイコンICを使ってプログラムを組むのが主流」と勘違いをしたのが始まりだよ。
LEDの光ってのは心を癒すね。それも魅力だったよ。自力でピカピカさせる回路を作りたいなんて思うよね。いろいろ本を買い込んで意味不明の内容に落ち込んでなあ。自分の頭の悪さに落ち込むってのが正解だな。
それでも感触をつかめた参考書に出会ったのだよ。アドウィンって会社が出してるPICのアセンブラ編とかって本だよ。部品付きってのも魅力だった。これで結構救われたよ。
そしてなにより、自分のバカな脳ミソを飛躍的に向上させてくれるモノがあったのだよ。
それは何かというといろいろなサイトに乗っているPICの製作記事。
その中の<<ASMファイル>>だよ。例えばLEDの光が左右に動く作品があるならばそのASMファイルでその理屈がわかるわけだよ。んで本に書いてあった命令語がちゃんと有効的に使われてて「ほほー、こーやって使うんだあー」と納得すわけだよ。つまり理屈も大切だけど「ほほー、こーやって使うんだあー」と納得するから感動があって自分の知識として脳ミソにインプットされるんだよなあ。
オレのホームページにヘタクソなASMファイルを載せてるのは上記の理由なのです。
オレは先輩達のASMファイルで救われたのでオレも後からPICを始める人たちのためにASMファイルを残してあげるのだ。これが先輩達へのお礼と恩返しで問題ないだろう。
よくブログでもホームページでも「PICで○○を作った」って書きながら回路図だけでASMもHEXも載せていない。部品表と値段は書いてあったりするけど 本当に作ったのか信用していいのか?
もうひとつ問題なのはPICってのを詳しく知らない人は その回路図通り作っちゃうぜ。気の毒な話になっちゃうよなあ。プログラムが必要ってこと知らずに作っちゃうんだから動くワケないっつーの。残酷なホームページってことだよ。
オレのホームページも残酷なホームページにならないように親切第一をモットーに行きたいと思っております。
って今思っただけなんだけどね。
んじゃ 暇だったら又、夜書きに来るぜ。
じゃね~~。 まったね~~~~~