今日２回目のお出ましです。
さっきまでテレビを見てた。松本人志のヤツ。業種は違ってもやはり苦悩とか葛藤ってのは俺らと一緒なんだね、って思ったよ。松本さんとは同じ年なのでコトサラ理解出来る気がしてる。自分の道を信じて進んできたけどちょっとまわりからのズレも感じてしまって軌道修正も余儀なくされる。
また、このヘンの年になると自分の限界に気付き始めるんだよね。お恥ずかしい話それ以前は自分には無限の可能性があるって思ってたんだよ。頑張れば頑張っただけ前に進めるってね。でもさ　限界を見ちゃうのんがこの辺りの年だよ。きっかけは体を壊すってところで気付くわけよ。つまり「もう若くない」ってね。
　実はオレも学生の頃からずーとやってたコトがあったんだけど。体を壊して休暇を取ってた間に能力が下がってしまって、もう遅れを取り戻せないって感じてリタイヤしたことがあるのでね。仕事でもそうだよ。何もやってやるぜ！　なんて思ってたのはもう過去のことになってしまったよ。今は結構守りに入ってるよ。
　で　学生の頃からやってたことって気になるかい？
それはジャズのトラペットだったのです。ビッグバンドってジャズのジャンルなんだけどね。毎年５００人ぐらいの人の前でのコンサートと２００人ぐらいのライブハウスね。チケットはピアで売ってもらってたよ。アマチュアだったけどね。でもちゃんと売れていくのがうれしかったね。自慢できることはアメリカ西海岸のモンタレーってところで毎年やってるジャズフェスティバルに出たことかな。世界的に有名なイベントなんだよ。でも　もう思い出だね。で体を壊してから　電子工作やりだしたよ。学生の頃に少し半田付けやってたので　もう一度やってみようかなって始めたんだよ。だから電子工作はほぼド素人だよ。PICなんてまるっきりド素人だね。それでも　遊べるから楽しいよ。
　２０年以上続けてた音楽の趣味が相当ハードだったので電子工作はのんびりしてていいね。音楽はメンバーがいるのでチームプレーと一緒だからね自分のミスが全体の出来を左右してしまう。電子工作は自分だけのことだからね。気が楽だよ。
　うちのガキが習ってるピアノの先生も言ってたらしいけど音楽は数学と使う脳みそが一緒らしいよ。俺もその意見は同意できるよ。なぜだかわからないけどそう思うし実際にメンバーはそーゆータイプの連中だったしオレもそっちの人種だからね。「もっと感情をこめて弾きなさい」っていいながら弾いてるヤツは頭の中でデジタル的に弾いてるってわけだよ。この音の長さはどれぐらい？アタックの強さは？大きさは？テヌート具合は？とかね。１６分音符は４分音符の４分の１だもんね。確かに数学だよ。４分の３拍子は。。。。とかね
　んじゃ　またね～。