名古屋に大須(おおす)という街があります。東京でいう秋葉原みたいな場所です。
その街の北側は電気関係のお店がたくさんありまして電子部品を扱うお店もあります。
アメ横ビルってのがありまして第一アメ横ビルと第二アメ横ビルってのがあります。
このビルの中にも電子部品を扱うお店があります。
その第一アメ横ビルの中のお店でアイテクってお店があります。
中国系の経営者で中国製の電子部品を安価に提供してくれているお店です。
そこに高輝度LED青色9200mcd(HLMP-CB12 3.2V 20mA AVAGO製 ±15度)
ってのが48個で960円で売られていたので使い道も考えずに値段に飛びついて買いました。買ってから3ヶ月ぐらい経ちましてとうとう使い道が決まりました。
ドットマトリックスのスクロールタイプの時計です。
完成したのですがどうも時間が狂います。24時間で45秒遅れます。トリマコンデンサを回しても効果がありません。
これはクロックの水晶が悪いと判断しまして買いに行きました。
今度は第一アメ横ビルのボントンというお店です。このビルが出来て40年ほど経ちますが唯一お店のレイアウトが変わっていないお店です。お店の中の通路も部品棚に占拠されて細いです。昔は楽に通れた通路も最近はお腹が出てきて通れませんのですぐそこにある部品を遠回りして取りに行きます。
水晶発振子4.194304MHz。1個210円でした。
詳細不明のLCDのモジュールが2種類売られていました。どちらも1個105円。
店には「詳細はネットでICの型式から判断できるはず・・・」的なことが書かれていましたのでその言葉を信じて2種類を1個ずつ買いました。
1個は簡単にデータシートが見つかりそれを手掛かりに配線して一般的なSC1602用のプログラムを作り接続したらあっさり表示しました。バックライトはありませんが105円にしては上出来です。
もう1個の方はどうも時計のようですがそれなりの手順を踏まないと数字が進んで行きません。適当なことをしていると進むのですがプロトコル的な約束ごとがわからないので結果、使えませんでした。これはデータシートが見つかりませんでした。見ばえはこっちのほうがよかったんですけどね。でも一般的なLCDモジュールではなかったってことです。
その1おしまい。その2へ続く。(お昼ご飯を食べます。)