久しぶりの日記の投稿です。
本当に久しぶりです。
さて、最近我が家の自動車を買い換えました。パッソって言う小さい自動車です。
以前に乗っていたスパシオには青いLEDが光るデイライトを付けていました。
これをパッソにも付けるのです。
デイライトってのは車の前に付けてるデンキですね。
昼でも付いてるからデイライトって名前なんでしょうなあ。

んで、以前のスパシオはエンジンルームから室内へデイライトの電源ケーブルを引き込み、シガレットライターの電線に繋いでいました。
なのでキーを抜けば電源はオフになっていたわけです。
しかし、今回のパッソはエンジンルームから室内へのケーブルの引き込み穴が見つかりません。
室内側もパネルの下からも配線する感触が得られません。
どうやってデイライトを点けようか悩んでしまいます。
バッテリーから電源を取るにしてもキーを抜いたときにオフになるわけではありません。
バッテリーが上がるまでつき続けるだけですね。

で、ここからが本題のPIC電子工作であります。
はじまり、はじまりー。
エンジンなどから発せられるノイズを拾ってそれで車が起動中なのか停止中なのかを判断してデイライトを点灯させる取り組みであります。

PICはPIC１２F６７５を使います。
動作としては５秒間点灯しその後３０秒かけて徐々に暗くなって最後には消灯します。
徐々に暗くなるのはPWM制御ってやつをプログラムで作っています。
動作中は８μ秒～１４μ秒刻みでノイズの監視をしています。
その中でノイズをキャッチしたらプログラムは振り出しに戻ります。つまり点灯モードになります。

ノイズの確認にはコンパレーター入力を使います。
ここに０．４V程度の信号が入れば起動中と判断します。


回路はこんな感じです。
デイライトのための出力はトランジスタの2SC1815を使いました。
制御させる電流は１００ｍA程度としたほうが長持ちしそうです。
なのでLEDはこんな感じで２１個分を最高数としたほうが無難かも知れません。

半固定抵抗が付いていますが調整には測定器は必要ありません。
ノイズをキャッチしているときはGP2からのLEDが点灯しますのでそれでいい位置に合わせます。
丁度中央ぐらいでOKでした。
GP0から出ている線がノイズをキャッチするアンテナ線ですがエンジン近くにぐちゃぐちゃと押し込んでおけばOKでした。アンテナ線の長さは１．５ｍ程度にしました。
回路図には書いてありませんが１A程度のヒューズを電源に付けましょうね。

消灯時、つまりエンジン停止時の消費電流は５ｍA未満でした。
ほとんどが３端子レギュレターの消費電流だと思います。
PIC的には１ｍA程度だと思います。
スリープ機能は使っていません。
なぜかというと目を覚ますWAKE-UPがコンパレーターからはできないからです。
車のことを調べてみると普通の状態でも電装品の待機電流は１０～３０ｍAあるんだそうです。
なので５ｍA程度増えたところで問題ないと考えました。
３週間に一度はエンジンかけましょうねってことだそうです。
うちは毎日乗ってますので問題なさそうです。

では待望のHEXです！

:020000040000FA
:1000000001288316033085000130810003309F00F2
:10001000FF239000831202309900AA018501102865
:100020000516851605150A30A000FF30A100FF3027
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:10007000392800000000191B10280511A70B432880
:10008000A40B2C2826282A1C33280000000000007E
:10009000000000000000392800000000191B102893
:0600A000051100004C28D0
:02400E00C43FAD
:00000001FF

そんなに大きなプログラムではありません。

もう暫くテストをしてからホームページにはアップしようと思います。
このパッソは信号待ちのときにエンジンが止まるのその度にテストができてよさそうです。


では、んじゃね～～～。