こんばんわ。石野真子です。
というわけでタイトルを変えてみた。
石野真子の３０年ぐらい前の曲で「オオカミなんか怖くない」っつーのがあったので
石野真子と名乗ってみました。別にオレがオカマバー勤務なわけではない。
でまたまたＰＩＣのお勉強　始めましょう。
教材は
http://picdetukutte.toshi-ie.com/infoA.zip


の84A_SAMPLE1.ASMでごんす。　ふんがーふんがー。
昨日はたった２行の説明で終わってしまったので今晩は頑張るぜ。　っおーーっ！
いよいよ「動作プログラム」だ。

MAIN1 ;「MAIN1」という名前の道しるべだと思ってください。
BTFSC PORTA,0 ;RA0のボタンが押されたかどうか？
GOTO MAIN1 ;押されてない。MAIN1へ戻る（押されるのをぐるぐる回りながら待つ）
BSF PORTA,2 ;押された。RA2のLEDを点灯　　
BCF PORTA,3

まあ説明が書いてあるのでその通りなんだけど記号の意味を説明しましょ。
MAIN1 ってのはここの地点の名前。電柱に「ここは１丁目」って書いてあるようなモンだ。これがあると大いに助かるのだよ。
で　次、
BTFSC PORTA,0 ;RA0のボタンが押されたかどうか？
GOTO MAIN1
のBTFSC PORTA,0は
PORTA,0ってのはRA0の足がオンかオフかどっち？って聞いてる命令語なのさ。
話がちょっと戻るけど初期設定でTRISAってあっただろ？そのときにRA0とRA1は入力に設定したよな。んでSAMPLE.bmpって絵を見るとスイッチ（押しボタン）が付いてるのわかるよね。だからこのスイッチがオンオフどっち？って意味なのだ。配線の仕方はPICではこのようなツナギ方が一般的なのさ。１０kオームの抵抗はプルアップ抵抗って言うんだよ。
この抵抗で普段は弱い電気で電源側（５Ｖ）に引きつけらててこのピン（RA0とRA1)は５Ｖになってるのさ。でスイッチを押すとマイナス側（０Ｖ）につながってピンは０Ｖになるのだよ。０Ｖになってもショートすることはない。この抵抗が無かったらショートするよ。でまたまたややこしいことを言うからよく聞けよ。このスイッチは押すとマイナス側（０Ｖ）につながるので「スイッチＯＮ！＝０」なのだよ。入力の考え方は０Ｖにつながったときが「０」でそうでないとき、つまりここではプルアップ抵抗によって５Ｖになっている状態は「１」なのだよ。わかるか？「スイッチオン！＝１では無い！！」のだ。
で　さっきのBTFSCには追加の話があって　「もし１なら下の行へ行け！。そうじゃないとき（つまり０のとき）は２行目へ行け！。」という意味なんだよ。
だからRA0が１のときは「GOTO MAIN1」 。MAIN1って書いたよなさっき。電柱の標識だよ。覚えてるか？　「MAIN1へ行け！」ってことね。つまり振り出しに戻ってるわけだよ。このクログラムではぐるぐる回りながら「いつ押してくれるかなぁ」って待ってるってことなんだよ。PICのプログラムって同じところでじっと待ってることはしないんだよ。いつも１行ずつ動いてるのさ。基本的には下の方へ動こうとしてる。でもさっきのGOTOで上へ戻ったりBTFSCなんかで飛んだりするんだよ。
　話を進めるぜ。
で　RA0のスイッチが押された！つまり「０」になった。さあどうなるか？
その下のプログラムがこれだあ。
BSF PORTA,2 ;押された。RA2のLEDを点灯　　
BCF PORTA,3 ;　　　　　RA3のLEDを消灯
もうわかるよな。説明はもうしない。（疑問があると思うけど　あとで話すよ）
で次の行がこれだあ。
　
MAIN2 ;「MAIN2」という名前の道しるべだと思ってください。

BTFSC PORTA,1 ;RA1のボタンが押されたかどうか？
GOTO MAIN2 ;押されてない。MAIN2へ戻る（押されるのをぐるぐる回りながら待つ）
BCF PORTA,2 ;押された。RA2のLEDを消灯
BSF PORTA,3 ;　　　　　RA3のLEDを点灯

一緒だしょ？
RA1のスイッチが押されていない（１）のときはMAIN2へ戻ってぐるぐる押されるタイミングを待っている。そのときも出力は先ほどの命令を保持したママなのだよ。
で押されたら（０になる）BTFSCから見て２行目、つまり
BCF PORTA,2 ;押された。RA2のLEDを消灯
BSF PORTA,3 ;　　　　　RA3のLEDを点灯
と降りて行く。
で　その次が。
GOTO MAIN1 ;MAIN1へ戻る
最初の振り出しへ戻るのだ。
で　さっきの疑問が解けただろ？最初はオンしていないのになんでオフの命令があるの？
って思っただろ？。　戻ったときに必要なのさ。　オフなのにオフしろって命令をしても全然構わないからね。
で　最後に　「END」と書く。　これがないとエラーになるぞ。
END から下は何を書いてもPICにはばれないので悪口を書いても気付かれないぞ。
どーだ。これでプログラムが完成だ。
RA0のスイッチを押すとRA2のＬＥＤのみ点灯！
RA1のスイッチを押すとRA3のＬＥＤのみ点灯！
ってプログラムだ。

今日のとどめ。
とどめではない参考事項だ。
BTFSCの逆説でBTFSSって命令もある。
０のときは下の行へ行け。０じゃないとき（つまり１のとき）は２行目へ行け。ってことだ。
BTFSS　XXX,6
０のときはここ；←注目！
１のときはここ

ってことな。
でここからがとどめだ。
注目したところだけど　このままじゃ次の行の「１のときはここ」へ行ってしまうから注意しろよ。
そーゆー時は

BTFSS　XXX,6
GOTO AAA
GOTO BBB
AAA
０のときはここへ来るぜ
　　　　　　　つづく

BBB
１のときはここへ来るぜ
　　　　　　　つづく　

と　するのだ。
んじゃ　またね。
質問があるときは最新のページに書いてね。
ここに書かれたら埋もれちゃってわからないからね。

明日は　何しようかな？